ブロックおもちゃで組み立てて社会性、創造性、想像力を育てる?
子供たちの想像力、創造力の強さはブロックおもちゃ?
小さな両肩に重い荷物を背負って学校へ向かう子供たち。
放課後、塾などあふれるスケジュールで1日24時間が足りない。
一度ぐらいはあまり過剰教育は子供たちを不幸にさせるのはではないか、親さえ心配になる。
教育には”面白さ”と”楽しさ”が必要十分条件である。
集中力が高く、勉強ができる子供でも勉強自体に興味があり、楽しむ子供をついてくることはできない。
夢多く好奇心旺盛な、盛んに育つ子供たちにはなおさらだ。
最近、子供たちの創造性と想像力を高めるデンマクシク教育法が注目されるのもこの理由からだ。
デンマークでは1回限りで終わる詰め込み教育ではなく、楽しく遊ぶ過程で子供自らが好きな分野を発見し、創造的な思考を育て、友人との関係で社会性を発達させる教育を行っている。
我々の子供にもデンマクシクの”楽しむ勉強法”を適用する時だ。
ブロックおもちゃを持って遊ぶときに左脳を刺激し、創造性と想像力を育てて右脳と論理力を発達させる?
デンマクシク創意教育の核心は”放課後授業”である。
デンマクシクは首都コペンハーゲンだけでなく、いくつかの地方の学校で放課後授業がシステム化されているので子供たちは午後になると音楽、パズル、美術、コンピュータなど、自分が希望するコースを直接選択して様々な活動を楽しむ。
さらに”運動場で勝手に遊ぶこと”も一つの活動として分類される。
これらの放課後活動の中心には”ブロックおもちゃ”がある。
子供たちはブロックおもちゃを使って自分が表現したいこと、思いつくことを組み立てて社会性、創造性、想像力などを育てる。
自分が作りたい建物を建てて、様々な色のブロックを使用して色味を学び、自分が住んでいる小さな町を作って友達とごっこ遊びをする。
本で社会性を教えなくても子供たちはブロックおもちゃを持っている友達と一緒に遊びながら社会性を自ら学べる。
この時、脳の活動も活発になるが、左脳は創造性と想像力を右脳は論理力を向上させる。
ブロックおもちゃを基礎とするデンマクシク創意教育はブロックおもちゃの嚆矢とすることができる”レゴ(LEGO)”の影響をたくさん受けた。
今年で80周年を迎えるデンマクシクのブロックおもちゃブランド”レゴ”は、デンマーク語LEG+GODTの合成語で英語では”PLAY WELL”、日本語では”楽しく遊ぶ”という意味を持っている。
ブロックおもちゃを持って楽しく遊びながら学ぶ?
デンマクシクの子供たちは一日のほとんどの時間を”森の中の幼稚園”で過ごす。
4~5歳の子供たちは自分で準備したリュックを背負って森に覆われた公園で、何の枠にとらわれず走りながら遊ぶ。
季節ごとに変わる木々や花々を観察し、動物たちと遊びながら自然に自然と同化される。
服に泥水が飛んだり、靴にコケがあることも意に介さない。
デンマクシクの放課後授業や森の中の幼稚園は、子供たちがやりたいことをしながら楽しさを感じさせる。
子供たちは楽しみの中で、自分の興味を見つけて自分が何をしたいのかが分かります。
レゴの関係者は”塾などの教育だけを強要するのではなく子供自身が楽しく遊びながら無限の可能性を育てていくように支援することが重要だ”としながら “子供たちの想像力と創造性に重心を置くデンマクシク教育法を参照してもいいだろう”と伝えた。