デジタル機器と組み合わせた子供用おもちゃが続々と登場している?

子供はほとんどの時間をデジタル機器を持って遊びながら過ごしている?

 

玩具メーカーがデジタル技術を導入した子供用おもちゃを発売して注目を集めている。

世界最大の玩具メーカーであるMattel(マテル)が最近発売した新しいバービー人形は、背中にレンズが付いていてベルトのボタンを押して写真を撮るとバービー人形のTシャツの上の写真が見られる子供用おもちゃだ。

新しいバービー人形はコンピュータに接続して写真をダウンロードすることもできる。

そして、Mattel(マテル)は米ニューヨークのJavits Center(ジャビッツセンター)で開かれた”2012おもちゃ博覧会”で、アイパッド(iPad)のアプリと一緒に楽しむことができる”Apptivity”おもちゃを公開した。

このうちHot Wheels自動車は関連アプリをアイパッド(iPad)にダウンロードし、アイパッド(iPad)センサーでミニ自動車をスクリーン上で動いてレースゲームを楽しめるようにして目を引いた。

不動産開発をテーマにした代表的なボードゲームであるモノポリー(Monopoly)もタブレットPCとスマートフォンの中に入ってきた。

モノポリー(Monopoly)は友達とオンラインでゲームを楽しむことができる子供用おもちゃで、仮想通貨を集めることもできる。

ボードゲームモノポリー(Monopoly)は実際の回転軸ではなくスマートフォンのタッチスクリーンでホイールを回すようにする形で、デジタル機器と組み合わせた子供用おもちゃが続々と登場している。

子供たちにもデジタルおもちゃが必要?

デジタルおもちゃには学習ができる子供用おもちゃもある?

このような玩具メーカーの変身は子共たちがデジタル機器に慣れている変化に追いつくためだと予想される。

ニューヨークタイムズ(New York Times)によると、玩具メーカーの年間売上高はほとんど第4四半期に集中するが、代表的な玩具メーカーであるHasbro(ハズブロ)とMattel(マテル)は2011年第4四半期米国内の売上高が前年同期比2%減少した。

これに比べ、デジタル学習機器専門メーカーLeapfrog(リープフロッグ)が2011年、4歳~9歳の子供のために発売した子供学習用タブレットである”LeapPad Explorer(リープパッド エクスプローラー)”は飛ぶように売れて、玩具メーカーを驚かせた。

非営利団体Common Sense Mediaの報告書によると、米国では8歳以下の子供の3分の1以上が親たちが持っているアイパッド(iPad)やスマートフォンを一緒に使用していると知られた。

5歳~8歳の子供の25%はほとんどの時間をデジタル機器を持って遊びながら過ごしていると知られた。

アマゾンドットコム(Amazon.com)の玩具ゲーム部門ディレクターは”子供たちは親たちが使用する機器を持って遊ぶことを好む。玩具メーカーがこのような製品を販売するのは当然だと思う”と話した。

しかし、玩具メーカーアナリストは、デジタル機能を組み合わせた子供用おもちゃの価格がデジタル機能がないおもちゃより倍以上高く、スマートフォンやタブレットPCがまだ一部の階層に限定されており、このような努力が成果を見せるかは未知数だと評価した。